四季 冬 森 博嗣著
主人公の天才、真賀田四季は、インタビューにこんな風に答えている。
「〜教育すればするほど賢くなるという錯覚をまず捨て去るべきでしょう」生まれた直後が天才であるという考察に基づき、彼女は知性体をデザインしていく。確かに、年齢を重ねるほど具体的な自称にとらわれ、かえって抽象的な考えができなくなっているような気がする。
「賢かったら、仕事なんかしないし、おしゃべりなんかしませんよ。もっと自分に有意義なことを見つけて、それを楽しむでしょう、子供をごらんなさい。そうしていますよ」
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