« 西尾維新特集 詩と批評ユリイカ9月臨時増刊号 | トップページ | 永野護『ファイブスター物語大特集』ダヴィンチ2004年11月号 »

2004.10.10

矢貫隆の交通問題 侃々諤々NAVI2004年11月号

交差点や歩道橋に意味もなく沢山の交通標語が掲示されている。ノンフィクションライターの矢貫隆氏がコラムで、その出現背景と効果のなさを論じている。

なぜ、たくさん掲示されるのか。
著者が運輸大臣の諮問機関の委員会「安全小委員会」に任命されたときの経験から語った。
著者はアホかと思ったが、委員はマナーやモラルで安全が保てると考え、その向上が交通事故の削減に寄与すると認識しているという。

交通事故の実態はどうか。
1.クルマの数が多い
2.交通事故の6割は交差点とその付近で発生
3.死亡事故を起こした8割のクルマの直前の速度は40km/h以下
著者は3点をあげ、現実を記す。

これらの事実が教えているのは「事故は特段に悪質でも何でもない普通のドライバーが、ごく当たり前のスピードで走っていて、たまたま差しかかった変哲もない交差点で起こしてしまった」という現実なのである。ただそれだけであって、マナーだのモラルのだといった精神論など、まるでお呼びではないのである。

bk1にある著書「交通殺人」の紹介と斉藤貴男氏による書評

交通殺人
矢貫隆著

大阪府警の秋の交通安全運動


警視庁の交通事故統計

|

« 西尾維新特集 詩と批評ユリイカ9月臨時増刊号 | トップページ | 永野護『ファイブスター物語大特集』ダヴィンチ2004年11月号 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/9646/1640191

この記事へのトラックバック一覧です: 矢貫隆の交通問題 侃々諤々NAVI2004年11月号:

« 西尾維新特集 詩と批評ユリイカ9月臨時増刊号 | トップページ | 永野護『ファイブスター物語大特集』ダヴィンチ2004年11月号 »