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2004.12.04

塩の街 有川浩(ありかわひろ)著

物流、電車、放送も途絶えた塩に脅かされた街に住む男と少女の物語。
世界がゆっくり滅び行く状況における登場人物について著者は後書きで書く。

1.自分や自分の大切な人が命を落とす代わりに世界が救われる。
2.世界は滅びてしまうけど、自分と自分の大事な人は世界が滅びるまで永らえる。
このような選択肢があった場合、あなたはどちらをお選びになりますか?

2.を選ぶタイプの著者が、2.を選ぶ人たちを書く。英雄魂に突き動かされることなく、塩に立ち向かう男と少女の決意が熱く、ハッピーエンドまで一気に読めた。

塩の街(電撃文庫 0894)
有川浩〔著〕

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» 塩の街 −wish on my precious−/有川 浩 [Book] [miyukichin’mu*me*mo*]
 有川 浩:著 『塩の街 −wish on my precious−』  塩の街―wish on my preciousメディアワークスこのアイテムの詳細を見る  有川さん、これがデビュー作だったんですね。  (「電撃小説大賞」受賞)  いやー、設定の発想もさることながら、  筆力もデビュー作とは思えない達者ぶりです、うん!  塩が世界を埋め尽くす「塩害」の時代。  周囲の人たちが、次々に塩の結晶と化していく。  身近な人の変わりように対するショック。  そして、自分の身にいつ降りかかるかわから... [続きを読む]

受信: 2007.05.26 17:34

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