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2005.02.12

白夜の弔鐘(びゃくやのちょうしょう)田中芳樹著

1981年5月に刊行された長編。米ソの対立が雪解けしてきた時代背景。西ヨーロッパを北上する暖流を北極海に注ぎこみ、北極圏を豊かな農地にするためのベーリング海峡ダムをめぐる各国の陰謀やテロリストの活動を追う。一匹狼の古郷聖司が主人公。ハードボイルドな描写が心地よい。大国の思惑に翻弄される政府機関の官僚や、個人的な野望を実現しようとする敵役の出現など政治的な構図も欠かさない。ハッピーエンドな読後感は、23年という古さを全く感じさせない気持ちのいい作品であった。

白夜の弔鐘(Tokuma novels)
田中芳樹著

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