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2006.01.21

レタスフライ森博嗣著

長編の主人公が活躍する作品もある短編集。海月及介や林さんも登場。刀之津診療所の怪の医師は、誰か? 長編ファンならではの楽しみ方もある。
オンライン書店ビーケーワン:レタス・フライ

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坊っちゃん文学賞大賞 『ゆくとし くるとし』大沼 紀子(おおぬま のりこ)著

ダカーポ誌に大賞受賞作が掲載された。大学3年生の主人公が1年ぶりに実家に帰るとオカマがコタツに入っている。そんな導入から始まる短編小説。
 ポジティブシンキングのオカマ、意欲が消沈している主人公、自宅を助産院に改装して快活に生きる母、存在しない父など家族の姿がテーマになっている。初詣の帰りの妊婦さんにまつわるトラブル解決を経て家族のつながりが描かれ、温かい気持ちになる読後感。
松山市主催

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