« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

2006.12.20

ブックオブザイヤー2006 ダヴィンチ誌

月刊の書籍情報誌ダヴィンチの読者投票によるブックオブザイヤー2006が発表された。

オンライン書店ビーケーワン:ダ・ヴィンチ 2007年1月号

1位

ハリー・ポッターと謎のプリンス
J.K.ローリング 作

2位

陰日向に咲く
劇団ひとり著

3位

名もなき毒
宮部 みゆき著

4位

5位

6位

Death note 12
大場 つぐみ原作 / 小畑 健漫画

7位

生協の白石さん
白石 昌則著

8位

邪魅の雫
京極 夏彦著

9位

国家の品格
藤原 正彦著

10位

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.12.09

化物語(バケモノガタリ) 下巻 西尾維新著

上巻から普通に日付通りに続く下巻。「なでこスネーク」の撫子は、阿良々木暦の妹月火の同窓生。神原駿河と暦の二人で仕事のために神社に行く途中で千石撫子とすれ違うことから物語が始まる。駿河とのツッコミ会話が一段と続く。
「つばさキャット」は文化祭準備を続ける6月13日からはじまる。戦場ヶ原ひたぎと初デートを果たしつつ、羽川翼(はねかわつばさ)の体調不良の原因を探っていく。
上下巻通して、すっかり暦くんに心酔している、神原駿河(かんばるするが)の出番が一番多かったような印象が残った。

化物語 下
西尾 維新著

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.12.04

図書館戦争 有川浩(ありかわひろ)著

熱血型の女性公務員が主人公のラブコメディ。国の検閲のために本が自由に読めない世界を舞台に、検閲と戦う図書館という地方組織の奮闘を描く。正直で純粋な運動万能主人公が、メルヘンチックに正義の味方に憧れている様子が楽しい。タイトルに戦争が含まれているとおり、政治的駆け引きや、強襲・拉致といったシリアスなシーンもある。検閲や焚書といった事柄が何を踏みにじるかが感じられる。

図書館戦争
有川 浩著 / 徒花 スクモイラスト

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »