ゾラ・一撃・さようなら 森博嗣著
36歳独身の探偵、頸城悦夫(くびきえつお)の周りにいる、依頼人の女性、何年もつかず離れずの舞台女優、いつもモーションをかけてくれる実業家の娘といった面々との暖かいシーンが次々に描かれる。暗殺者をにおわせる記述がプロローグの時点であり、犯人捜しのミステリーではないことがわかる。先の志木真智子(しきまちこ)、赤座都鹿(あかざとしか)、水谷優衣(みずたにゆうい)とどんな結末を迎えるかが本書の楽しみの一つでといえる。
森 博嗣著
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