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2007.10.31

時砂の王(ときすなのおう) 小川一水著

西暦2598年のトリトンからやってきたオーヴィルと邪馬台国の卑弥呼との物語。未来のために過去を積極的に改変するストーリーは新鮮で、この世界に引き込まれる。オーヴィルは人類と全く変わらない人工知性体であるが、機械軍との時間をさかのぼる戦いにおいて、人間としての悩みや悲しみや忠誠心が描かれ、コンピュータ然とした知性対と対比される。紀元前10万年から一億年以上時間軸が交錯するが、混乱することなく自然に読み進められる。幸せなエンディングが心地よい。

時砂の王
小川一水著

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2007.10.30

PowerBook G4 1GHz 12インチのLeopard利用は快適

10.5で普段のWebブラウズやBlog更新などをやり始めた。インストール直後の一連の処理が終わった後は、CPUの負荷は落ち着き、温度は55℃程度を保っている。CoverFlow、Space、Expose、Stackといったグラフィック処理もスムースで、GPUを搭載している恩恵を受けられる。ファイルを閲覧するときのCoverFlowとQuickLookの動作は軽快だがCPUには負荷がかかっている。Safari 3 はキビキビとした動作であり、Javascriptの高速化が効果的のようだ。速さを感じる。mail 3 の速度は以前と変わらない印象。早くも遅くもなっていない。
Macお宝探偵団には、各ソフトウェアメーカやハードウェアメーカの互換性、対応、非対応情報のリンクがまとまっている。
今回のインストールは10.4アプリケーション環境を移行アシスタントで移したため、アプリケーションのインストール作業を行っていない。そのため、ATOK2005もそのまま使えている。

動作しなかったソフトウェア
写真加工ソフトのLiFE with PhotoCinema 2。起動するがボタン類がキチンと表示されない。
プレゼンテーションのKeynote1.1.1。起動するが新規作成や読み込みののビルドができない。

動作しており利用できるがちょっと影響が出ているソフトウェア
RSSリーダのVienna 2.2.0.2209。スクロールバー部分が一部欠け、幅が半分になってしまう。
Real Player 10.1 build 503 5つ程度の動画ファイルを次々に再生すると予期せず終了する。

ハードウェアを組み合わせていて問題なく動作している製品
Griffin PowerMate システム環境設定キチンと動作する。
elgato turbo.264 単独変換ソフトのTurbo.264もキチンと動作している。

ディスクユーティリティソフトウェア
Coriolis System iDefrag 2.0 使用禁止。NetJapanのサポート情報によれば、Time Machineのバックアップ先には絶対に適用しないよう記載されている。
PROSOFT engineering Drive Genius (ドライブジーニアス) 1.5.3 CDから起動すれば完全に動作すると、開発元に記載がある。2008年1月にDrive Genius IIをリリースする計画。

環境
 PowerBook G4 12インチ 1GHz 1.26GBメモリ 40GBHDD (10.4.10 Tiger)
 外付けHDD LaCie Mobile Hard Drive Designed by Porsche 160GB FireWire接続 (10.5 Leopard)

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PowerBook G4 12インチにMac OS X 10.5 Leopardをインストールする

10.5レパードの導入にあたり、バックアップのためのTime Machineもあるので、FireWire接続の外付けハードディスクドライブを購入した。160GBのLaCie Mobile Hard Drive。まっさらのHDDにLeopardを新規にインストールした。
所要時間
 OSのインストールに50分
 内蔵ハードディスクのデータ移行(設定アシスタントによる)に50分
インストール直後はSpotlightの索引作成がはじまるため、動作の軽快さがまだわからない。プロセッサのパフォーマンスを低にして、CPUの温度が上がりすぎないようにして索引の作成が終わるのを待つ。終了予想時間は60分となっている。

長年使っていたVirex 7.2は、移行できないと設定アシスタントが報告したため、一段落したときにアンインストールした。

環境
 PowerBook G4 12インチ 1GHz 1.26GBメモリ 40GBHDD
 外付けHDD LaCie Mobile Hard Drive Designed by Porsche 160GB FireWire接続

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2007.10.15

D−魔道衆 菊地 秀行著

村人のだまし討ちにあった貴族が300年後に復活。復讐をはじめるゼノ一族、復讐の標的となった都帰りのアネット、別の依頼を受けているD、アネットを守る依頼を受けたハンター達といったそれぞれの思惑が交錯する。さらに神祖の実験を引き続き行っているドラゴ大公の巨大列車が後半の舞台となる。アネットを愚直なまでに守る少年ピックや大公とともに生き続けた血を吸わない伯爵夫人などは人間の熱さを伝え、本書はそうした熱い人間模様を描いている。
吸血鬼ハンターDシリーズは19巻目で朝日ソノラマから朝日文庫ソノラマセレクションに変わったが、何一つ変わっていないので今後も期待できる。
後書きでは、2007年11月14日からスタートする多言語版コミック、Vampire hunter D 鷹木骰子(たかきさいこ)作についてふれられている。

D−魔道衆
菊地秀行著

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2007.10.13

不気味で素朴な囲われた世界 西尾維新著

中学二年生の病院坂迷路(びょういんざかめいろ)を探偵役にしたミステリー。物語は日常に変化を求める中一の串中弔士(くしなかちょうし)の視点で進む。弔士は、姉の串中小串(くしなかこぐし)=天然、童野黒理(どうのくろり)=うそつき、崖村牢弥(がけむらろうや)=番長?といった3年生のUFO研と関わるようになっても、中学校と自宅だけが世界の全てのように「囲われている」感覚にとらわれている。そんな中、時計塔を舞台に殺人事件がおき、異常な事態に直面し、表情豊かでしゃべらない迷路とともに事件の真相を追う。「きみとぼくの壊れた世界」の探偵役、病院坂黒猫(びょういんざかくろねこ)もちょっぴり登場するため、読むときは古い方から順番通りの方が楽しめる。表紙のTAGROのイラストは長ランを着ている病院坂迷路。

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2007.10.08

複葉の馭者(バーンストーマー) 笹本 祐一著

イギリス空軍予備役のジョニーと戦災孤児の少女レミイの二人でやりくりしている航空運送会社が舞台。作中に出てくる飛行機はどれも第一次大戦機。wikipediaには詳細な説明が書かれていた。数カ国語が話せる上、取り立てもしっかりしたレミイをアシスタントにしながら、与圧も防音も照明も無線もない機体を相手にジョニーが悪戦苦闘する様子が描かれる。怪しげな依頼人から、無茶な荷物を、とんでもない目的地に届けるというオーソドックスなストーリーは、安心して読み進められる。

Wikipediによる各機の説明
ソッピース キャメル
フォッカー Dr.I
ハンドレページ O/400

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2007.10.06

刀語 第10話 誠刀・銓(かたながたり せいとう はかり) 西尾維新著

変体刀を探す地は、とがめの古郷奥州。誤った歴史を正すために飛騨鷹比等(ひだたかひと)が起こした反乱や仙人との戦いを通じて、虚刀流と四季崎記紀と否定姫の関わりの輪郭が見えてくる。彼我木輪廻との戦闘はとがめや七花の内面的なことに重きが置かれ、刀を集め終わったとき二人がどんな行動に出るのか、その悩みにも触れられる。

刀語 第10話
西尾 維新著

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