D−魔道衆 菊地 秀行著
村人のだまし討ちにあった貴族が300年後に復活。復讐をはじめるゼノ一族、復讐の標的となった都帰りのアネット、別の依頼を受けているD、アネットを守る依頼を受けたハンター達といったそれぞれの思惑が交錯する。さらに神祖の実験を引き続き行っているドラゴ大公の巨大列車が後半の舞台となる。アネットを愚直なまでに守る少年ピックや大公とともに生き続けた血を吸わない伯爵夫人などは人間の熱さを伝え、本書はそうした熱い人間模様を描いている。
吸血鬼ハンターDシリーズは19巻目で朝日ソノラマから朝日文庫ソノラマセレクションに変わったが、何一つ変わっていないので今後も期待できる。
後書きでは、2007年11月14日からスタートする多言語版コミック、Vampire hunter D 鷹木骰子(たかきさいこ)作についてふれられている。
菊地秀行著
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