図書館革命 有川 浩(ありかわひろ)著
図書隊を志すきっかけとなった王子様の正体が分かった上で、堂上篤(どうじょうあつし)への気持ちを徐々にあらわにしていく郁のストーリー。冒頭は笠原郁(かさはらいく)と堂上のぎこちないデートシーン。でもまだ気持ちを伝え合っていないから、お互いのちょっとした言動がすぐにドキドキにつながる甘い描写が完結巻として続く。一方でテロの恐怖と表現への制限の関係、正義の押しつけと自主規制、立法・行政・司法・国民の構図など、国家による自由への圧力、国民の世論形成についても大いに記される。
郁をはじめ他の登場人物達の恋もハッピーエンドに向けて進み、安心して一気に読み終えられる。
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