難民探偵 西尾 維新 著
就職浪人中の窓居証子(まどいしょうこ)は、いよいよ食うに困り、叔父でミステリー作家の窓居京樹(まどいきょうき)のところで助手をやりつつ就活するような生活を送るようになった。そんなとき京都府警から根深陽義(ねぶかようぎ)の身元を引き受けて欲しいと電話があり、警視庁と京都府警がからむ事件へと繋がっていく。
ミステリー作家は売れっ子のため、お金に執着がない。元警視の根深陽義は、正義感が強すぎて警視庁を辞めてネットカフェで暮らすようになったという。こうした変わったキャラクターを一般人として観察することになる窓居証子。彼女は普通に大学を卒業し就職するはずだったが、世間で普通すぎたのか就職できなかった。彼女の視点では、叔父や根深や事件に関わる人はみんな変わった人だったが、すこしずつ働くことや会社について学習していく。
西尾 維新 著
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 掟上今日子の退職願 西尾維新著(2015.12.20)
- ファイブスター物語 第13巻 XIIIをNewtype連載を知らずに読む(2015.08.09)
- 鬼物語(おにものがたり)しのぶタイム 西尾維新 著(2011.10.01)
- 囮物語(おとりものがたり) なでこメドゥーサ 西尾維新著(2011.06.29)
- 花物語(はなものがたり)するがデビル 西尾維新著(2011.06.29)
この記事へのコメントは終了しました。

コメント